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MM2H申請件数が減少、関係者や参加者が条件緩和を要求

【ジョージタウン】 外国人の長期滞在を奨励するマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)プログラムの申請条件が2021年に厳格化されたことで、申請者が急激に減少しているとして、政府に対して条件を緩和するよう求める声が上がっている。

条件厳格化により、これまで月1万リンギだった海外所得が4倍の4万リンギに、これまで35万—50万リンギだった銀行への預金額が100万リンギに、流動資産額も150万リンギに大幅にそれぞれ引き上げられた。

不動産コンサルタントのゼオン・プロパティーズによると、顧客のほとんどが条件を満たすことができず、申請の保留件数は50件に上っている。また2012年からMM2Hで滞在していた顧客は、昨年ビザの期限が切れたが延長できなかったという。

ある63歳の日本人長期滞在者は、新条件は厳しく既存のMM2Hビザ保有者に負担を強いるものだとした上で、新規申請者に適用したとしても、すでに滞在している人を対象にするべきではないと思うとコメントまた6年前からペナンに滞在するドイツ人男性や豪州人夫婦などからも、安定した収入や貯蓄がないため、引っ越さなくてはならないとの声が上がっている。
(ザ・スター、4月5日)

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