【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】  マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)は6日、傘下のマレーシア航空、ファイアフライ、MASウィングスがハリラヤ(断食月明け大祭)を家族と過ごすことができるように、4月18日ー5月1日の提供座席数を1万8,000席追加すると発表した。3月29日に2万座席を追加販売していたが、ほぼ売り切れ状態となっているという。

座席数を追加するのは、クアラルンプールとアロースター、コタバル、クアラ・トレンガヌ、クアンタン、コタキナバル、ラブアン、タワウ、サンダカン、クチン、ビントゥル、シブ、ミリを結ぶ路線。予約や詳細はマレーシア航空、ファイアフライ、MASウィングスの公式ウェブサイトで公開している。

MAGのアハマド・ルクマン最高経営責任者(CEO)は、今年2月時点の同社グループの輸送能力は2019年時点の85%に達しており、今後祝祭シーズンやスクールホリデーがあることから、今後の航空需要に前向きな見通しを持っているとした。