【ラワン=マレーシアBIZナビ】  ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は10日、3月の新車販売台数が前年同月比20.2%増の3万2,179台、生産台数が同29%増の3万3,666台となり、共に3万台を超えたと発表した。
第1四半期の新車販売台数は前年同期比27.5%増の7万8,564台、生産台数が同33.9%増の8万4,800台だった。

ザイナル・アビディン・アハマド社長兼最高経営責任者(CEO)は、国家経済復興計画(PENJANA)に盛り込まれた売上税減免措置の3月末の納車期限を前にサプライヤーのエコシステム改善や販売ネットワーク内の調整を実施したことが奏功したと説明。しかし納車が間に合わなかった顧客がいるとして、長く待たせていることを謝罪した。また減免措置終了後も予約数は引き続き健全な水準にあり、生産面では原材料の価格が世界的に下がっていることでコスト圧力が緩和されたとし、納期を短縮できると説明した。