【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム首相は18日、ハリラヤ(断食月明け大祭)連休を延ばすため、特別休暇を21日もしくは24日に1日追加すると発表した。マレーシア半島部とラブアンが対象となる。サバ、サラワクの両州は別途州政府が決定する。
アンワル首相は記者会見を開き、ハリラヤ連休がカレンダー通りの22、23日となった場合、21日を特別休暇とし、ハリラヤ連休が仮に1日早まり21、22日になった場合、24日を特別休暇とすると発表した。これにより土曜日を休みとしている事業所の場合、ハリラヤ連休が変更になっても21ー24日の4連休となる。
ハリラヤ休暇の日程は事前に設定されているが、正確な日程はイスラム教指導者の月齢の観測に基づき直前に定められる。今年はカレンダーでは4月22、23日となっているが、観測結果に基づき1日早まる可能性があるとされている。正式発表は20日夜の予定。
アンワル首相はまた、ハリラヤ休暇中の帰省に向け、4月19ー21日および4月24日について、すべての車両に対し、高速道路33本の通行料金を無料にすると発表した。