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サラワク州営小規模航空会社の設立を承認へ=首相

【クチン=マレーシアBIZナビ】 アンワル・イブラヒム首相は17日、サラワク州政府が提案していた小規模航空会社の設立について、承認する方針を明らかにした。今後閣議で詳細の検討を行う計画だ。

アンワル首相は、新航空会社設立によりマレー半島とサラワク州、サバ州間の航空運賃の高騰を緩和できるとし、サラワク州政府の実績や能力を考慮し、航空会社の設立提案に基本的に同意したと述べた。

サラワク州のアバン・ジョハリ首相は、民間企業と競争するためではなく、航空運賃の安定化のために州営の航空会社を設立すると説明した。クアラルンプールからクチンまでの航空運賃は、香港までの運賃と同額程度まで高騰しているという。

アバン州首相は2021年11月、州所有の航空会社ホーンビル・スカイウェイズが運営する小規模航空会社を設立する意向を表明。民間航空会社に依存せず観光客を呼び込むためには、100ー200人まで搭乗可能な旅客機を運航する小規模航空会社が必要だと述べており、昨年11月には連邦政府からの承認を待っていると明らかにしていた。

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