【ジョージタウン】 ハリラヤ(断食月明け大祭)期間の8日間(4月20ー27日)に300万台以上の車両がペナン州に流入する見込みだ。

ペナン警察署長のモハマド・シュハイリ氏は19日の記者会見で、過去1週間でペナンに流入する自動車数は220万台に達しており、ハリラヤ期間中には300万台超えが予想されると述べた。27日まで交通課の警察官292人が出動するとし、また他機関と連携して空き巣などの犯罪を防止する活動にも取り組むとした。州内の主要道路で事故が多発する場所も特定されており、▽速度違反▽信号無視▽無理な割り込み▽車線をはみ出した追い越し▽一般車両による緊急車線の使用▽運転中の携帯電話使用ーーなど、事故につながる6つの違反も判明しているため、運転者に注意を喚起していくと述べた。

ケダ州でも車両の増加が見込まれている。ワン・ハッサン ケダ警察署長は、ハリラヤ期間中に通過車両も含め200万台近くの車両がケダ州に流入するとし、運転者に対し、交通規制や速度制限を守り運転するよう呼びかけた。交通整理のため交通課から20人を配備し、警察官89人がその支援を行うとし、必要に応じてドローンによる支援も検討するという。
(マレー・メイル、ベルナマ通信、4月19日)