【クアラルンプール】 軽便鉄道(LRT)の運営企業ラピッド・レールは11日、休止していたLRTアンパン線の6駅間の運行を12日午前6時より再開すると発表した。

対象となる6駅は、▽バンダラヤ▽スルタン・イスマイル▽PWTC▽ティティワンサ▽セントゥル▽セントゥル・ティムルーー。バンダラヤ駅付近で起きた線路損傷によりバンダラヤーマスジットジャメ間の運行を休止している影響でLRT車両をアンパン車両基地に戻せずメンテナンスできなくなったため、4月2日より6駅間の運行を休止していた。

6駅間の運行再開に伴い、代替バスであるLRT11、LRT13、LRT14路線の運行は終了するが、バンダラヤーマスジット・ジャメ間のLRT10路線の無料運行を再開する。

ラピッド・レールは声明で、修理作業の第1期が終了したため運行を再開したが、バンダラヤーマスジット・ジャメ間は引き続き運休するとし、今年後半の再開を見込んでいると説明。線路損傷については、隣接地で建設中のホテルの建設作業が原因だとし、現時点で修理作業の第2期は10月中旬までに終了する見込みだとした。
(ベルナマ通信、マレーシアン・リザーブ、5月11日)