【ペタリンジャヤ】 書店チェーンの米系ボーダーズ・マレーシアは、8月31日に国内営業を終了すると明らかにした。

オンライン店舗は先行して5月31日から営業を終了しており、クアラルンプール(KL)のショッピングモール「バングサ・ビレッジ2」にある店舗は7月31日で閉店する。

ボーダーズ・マレーシアは、コングロマリットのベルジャヤ・コーポレーションの子会社であるベルジャヤ・ブックスが運営し、2005年にベルジャヤ・タイムズスクエアに1号店をオープン。現在ではKL市内でバングサ・ビレッジ2の他、クイル・シティ・モール、パンタイ・ホスピタルKL、グレンイーグルス・ホスピタルKLにおいて4店舗を営業している。

ベルジャヤ・ブックスはバングサ・ビレッジ2店に掲示した「閉店のお知らせ」で、長年にわたって書店を支えてくれた顧客に感謝するとし、最後まで最高のカスタマーサービスを提供することを約束すると述べた。

なお、米国のボーダーズ・グループは2011年2月に破産申請し、米国内の全店舗を同年9月までに閉店している。
(ウィアードカヤ、6月16日、フリー・マレーシア・トゥデー、6月15日)