【セパン】 新興格安航空会社のMYエアラインは、同社初の国際線として6月28日にクアラルンプール新国際空港第2ターミナル(KLIA2)ーバンコク線を就航する。
バンコクではスワンナプーム国際空港とドンムアン国際空港の両方に乗り入れる。スワンナプーム線は6月28日から、ドンムアン線は7月1日からの就航となる。
当初は2路線共に1日1往復で、スワンナプーム線はKLIA2発が10時20分、スワンナプーム着が11時45分。スワンナプーム発は12時45分、KLIA2発が16時15分となっている。またドンムアン線はKLIA2発が18時40分、ドンムアン着が20時00分。ドンムアン発は21時00分、ドンムアン着が翌日未明の0時20分となっている。
MYエアラインのレイナー・テオ最高経営責任者(CEO)は、同社はバンコクの2つの異なる空港に乗り入れる初の航空会社になると強調。徐々に1日4便に増やす予定だと述べた。
MYエアラインは昨年12月1日の初便就航以来、KLIA2とコタキナバル、クチン、コタバル、ランカウイ、ペナン、シブ、タワウ、ミリを結ぶ路線を開設し、6月初めに累計旅客数100万人を達成した。現在7機の航空機で運航しており、平均搭乗率は91%。バンコク線に8機目を投入する。
今後、プーケット、クラビ、チェンマイなどタイ国内への路線の拡大を計画しており、バリやジャカルタを中心としたインドネシア、ベトナム、シンガポールへの就航も計画している。
(ベルナマ、6月27日、MYエアライン発表資料)