【ジョージタウン】 ゴルフ用品販売大手のMSTゴルフは、ペナン州の「ガーニー・パラゴン・モール」に国内3店舗目となる「MSTゴルフ・アリーナ」をオープンした。面積は2万フィート以上で、州内最大の屋内ゴルフ施設となる。

「MSTゴルフ・アリーナ」には、フォーサイトの「GCローンチモニター」が設置されたゴルフ・シミュレーターのコーナーが設置されており、あらゆるレベルのゴルファーが米ペブルビーチなど世界的に有名なゴルフ場でのバーチャルプレイを楽しむことができる。またレストランやスポーツ・バー、ラウンジで、様々な料理を味わうことができるほか、小売店舗ではG/FOREやピーターミラーなど有名ゴルフブランドのウェアの展示や、HONMAやミズノなどのゴルフ用品の販売も行われている。

オープン記念式典の挨拶で、MSTゴルフの執行会長であるKPロウ氏は、「スリー・イン・ワン」のコンセプトの下で、1カ所で買い物、プレイ、食事ができる場所を導入できたことに興奮しているとコメント。「MSTゴルフ・アリーナ」のオープンにより、より多くのゴルファーを生み出し、半島北部地域のゴルフ環境を豊かにしたいとした。また、会員を13万人に増やすことも目標に掲げているという。

「MSTゴルフ・アリーナ」はペナン店のほか、クアラルンプールのミッドバレー・シティにある「ザ・ガーデンズ・モール」とセランゴール州ペタリンジャヤにある「トロピカナ・ガーデンズ・モール」にある。
MSTゴルフは7月20日に、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に上場する予定だ。
(ザ・スター電子版、7月17日)