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メイバンク、KLパビリオンブキジャリルに新コンセプト店を開設

【クアラルンプール】 銀行最大手のマラヤン・バンキング(メイバンク)は、クアラルンプールのショッピングモール「パビリオン・ブキジャリル」内に、物理的な店舗とデジタルを融合させた「フィジタル(フィジカル+デジタル)」コンセプトの支店を開設した。
メイバンク・パビリオン・ブキジャリル店」は、ブキジャリル近隣の約150万人の個人・法人顧客を対象に、効率的でシームレスなバンキングサービスを提供することを目的としており、5月初旬から営業を開始している。
5フロアを占め、1階のデジタル・ラウンジでは、オンライン取引や口座開設手続きをより迅速に行うことが可能。バーチャル・エンゲージメント・ルームでは、銀行担当者から1対1でメイバンクの商品やサービスについての説明を受けられる。プレミア・センターでは、デジタル資産管理サービスや資産運用アドバイスなどを提供。大口顧客に対しては、プライバシーを確保したプライベートルームや地下専用駐車場からの直接アクセス、入館時の顔認証などのサービスを提供し、限定イベントも開催する。法人顧客向けには、コマーシャル・バンキング・センターを用意している。
カイルサレ・ラムリ最高経営責任者(CEO)兼社長は、テクノロジーとカスタマーサービスの組み合わせにより顧客の銀行体験を向上させられるとし、新店舗での取り組みが、急速な技術進化や顧客ニーズへの対応を変革すると確信していると述べた。
(ザ・サン、7月21日、ビジネストゥデイ、7月20日)ネルギー移行指数(ETI)」において、マレーシアは東南アジアで最高の35位となった。

ETIは、120カ国・地域を対象に、現在のエネルギーシステムのパフォーマンスと、それを可能にする環境の準備状況について評価したもので、年1回発表されている。マレーシアのスコアは61.7で、内訳となるシステム・パフォーマンスが70.0、準備状況が49.3だった。

東南アジア諸国では、▽ベトナムが43位(スコア58.9)▽タイが54位(55.9)▽インドネシアが55位(55.8)▽シンガポールが70位(53.7)▽ラオスが83位(52.1)▽カンボジアが84位(52.1)▽フィリピンが94位(50.2)▽ブルネイが105位(47.3)ーーだった。

世界トップは、スコア78.5のスウェーデンだった。2位はデンマーク(76.1)、3位はノルウェー(73.7)。日本は27位(63.3)で、最下位はイエメン(40.0)だった。

ラフィジ・ラムリ経済相は、今回の結果は、マレーシアが迅速で安全かつ安価なエネルギー転換に向けた正しい道筋をたどっていることを示しているとコメント。マレーシアは立地や多様な再生可能エネルギー源(RES)、高技能人材などの優位性も有していることから、国内クリーンテクノロジー分野への投資を誘致できるとし、同分野への投資額は2022年に5兆リンギに達し、今後数年間は増加を続ける見込みだと述べた。
(マレーシアン・リザーブ、ベルナマ通信、7月20日)

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