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ペナンなど3州で州首相続投、他の2州も続投の見通し

【クアラルンプ―ル=マレーシアBIZナビ】 12日に行われた6州の同時州議会選挙は与野党両勢力がそれまで保有していた3州の政権をそれぞれ確保したことで、14日午後5時までに4州で新たな州首相人事が固まった。

アンワル首相率いる連立政権を構成する希望同盟(PH)と国民戦線(BN)の連合が勝利したペナン州は、チョウ・コンヨウ前州首相(民主行動党=DAP)の再任が決まり、13日に宣誓式が行われた。14日には野党連合・国民同盟(PN)が勝利したケダ州でモハマド・サヌシ前首相(汎マレーシア・イスラム党=PAS)、PH-BNが勝利したネグリ・センビラン州ではアミヌディン・ハルン前首相(人民正義党=PKR)ががそれぞれ再任され、宣誓式が行われた。

PH-BNが勝利したセランゴール州では、アミルディン・シャリ前首相(PKR)が続投することが決定的。PNが勝利したトレンガヌ州ではアハマド・サムスリ・モクタル前首相(PAS)の続投の公算が大きいが、14日午後5時までに発表はない。アハマド・ヤコブ前州首相が続投しない方針を示しているクランタン州については、新任首相が指名される見通し。テマンガン選挙区のファズリ・ハッサン氏(PAS)が最有力候補とみられている。

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