【クアラルンプール】 日産車販売を手掛けるエダラン・タンチョン・モーター(ETCM)は国内初の日産車旗艦店となる3S(販売、サービス、部品交換)センターをセランゴール州ペタリンジャヤに開設した。
日産が昨年導入した新しいグローバル・コーポレート・アイデンティティ(CI)、「ニッサン・リテール・コンセプト (NRC-NEXT)」 を取り入れ、400万リンギを投じて旧施設を改装した。面積は4万3,000平方フィートで、車両8台を収容できるショールームを有する。納車ベイ2基、電気自動車(EV)充電器3基、WiFi、商談ブース、キッズ・ルームなども備え、サービスエリアには、一般サービスベイ25基、エアコンやホイール修理専用ベイ、EV修理・大規模補修用個別スペースを用意。熟練整備員25人により、毎日最大100台までの整備が可能となっている。祝日を含め年中無休で営業する。
開所式には日産の内田誠取締役、代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)も日本から参加した。内田社長は、日産を「顧客や社会から真に必要とされる持続可能なブランド」へと変革するため、ディーラーやパートナーと協力し、最高かつ革新的な商品とサービスを提供するとともに、日産ならではの統合された顧客体験価値を提供していくと述べた。
(ポールタン、9月4日)