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各地でヘイズが再来、シャアラムなどで「不健康」レベル

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア各地で再びヘイズ(煙害)が観測されており、いくつかの地域で「不健康」レベルの大気汚染が断続的に計測されている。

気象サービス局が発表している大気汚染指数(API)は、▽0ー50が「良好」▽51ー100は「中程度」▽101ー200は「不健康」▽201ー300は「極めて不健康」▽300以上の数値は「危険」ーーとなっている。

サラワク州スリ・アマンでは2日午前4時からAPIが100を突破し、「不健康」レベルが断続的に続いている。同州クチンとセリアンも4日未明から「不健康」となっており、5日午後4時時点でも「不健康」のままとなっている。

首都圏では、ネグリ・センビラン州ニライで2日朝ごろから4日未明まで「不健康」レベルが続いた。クアラルンプールのチェラスやセランゴール州シャアラム、プトラジャヤも3日午後から4日早朝まで「不健康」を記録した。5日午後4時時点では、シャアラムだけが「不健康」となっている。

ヘイズの主な原因はインドネシア領のスマトラ島およびカリマンタンの野焼きとみられ、東南アジア諸国連合(ASEAN)気象専門センター(ASMC)によると、3日時点でカリマンタンで154カ所のホットスポット(火元)が確認されており、サバ・サラワク州内は3カ所だけだった。

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