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8月の輸出高は1151.6億リンギ、前年比18.6%減少

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2023年8月の輸出高は1,151.6億リンギとなり、前年同月から18.6%、前月から1.4%それぞれ減少した。

輸入高は978.5億リンギで、前年同月比で21.2%、前月比で1.6%、それぞれマイナスとなった。貿易高は2,130.1億リンギとなり、前年同月からは19.8%、前月から1.5%共に減少。貿易黒字は前年同月比0.1%増、前月比0.3%減の173.1億リンギとなり、40カ月連続で黒字を維持した。

輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2ー5位は中国、米国、日本、香港の順となった。日本への輸出額は74.3億リンギで、前年同月比マイナス19.3%となった。原油や金属製品が増加したものの、液化天然ガス(LNG)や精油製品、電気・電子(E&E)が減少したことが響いた。シンガポール向けの輸出も前年同月比で19.3%減少。2位の中国と3位の米国はそれぞれ20.3%、9.7%減となった。品目別ではE&Eが433.9億リンギで最も多く、これに精油製品、化学製品の順となった。

輸入先は中国がトップで、これにシンガポール、米国、台湾、日本の順となった。日本は前年同月比33.2%マイナスの51.9億リンギ。品目別では、E&Eが296.4億リンギで最も多く、2位は精油製品、3位は化学製品だった。

1ー8月の輸出高は9352.2億リンギで、前年同期比で7.6%減少。輸入は7822.9億リンギとなり、8.7%のマイナスとなった。貿易額全体は1兆7,175.1億リンギで、8.1%減。貿易収支は1,529.2億リンギの黒字となり、2.0%のマイナスとなった。

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