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9月の輸出高は1244.8億リンギ、前年比13.7%減少

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2023年9月の輸出高は1,244.8億リンギとなり、前年同月から13.7%減少したが、前月からは8.2%増加した。

輸入高は999.5億リンギで、前年同月比で11.1%マイナスとなったが、前月比では2.1%のプラスとなった。貿易高は2,244.3億リンギとなり、前年同月からは12.6%減、前月からは5.4%増。貿易黒字は前年同月比23.0%減少、前月比42.7%増加の245.2億リンギとなり、41カ月連続で黒字を維持した。

輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2ー5位は中国、米国、香港、日本の順となった。日本への輸出額は73.5億リンギで、前年同月比マイナス25.4%となった。液化天然ガス(LNG)や精油製品、電気・電子(E&E)が減少したことが響いた。シンガポール向けの輸出も前年同月比で12.0%減少。2位の中国と3位の米国はそれぞれ17.3%、9.3%マイナスとなった。品目別ではE&Eが544.0億リンギで最も多く、これに精油製品、パーム農産物の順となった。

輸入先は中国がトップで、これにシンガポール、米国、台湾、日本の順となった。日本は前年同月比21.0%マイナスの56.0億リンギ。品目別では、E&Eが310.8億リンギで最も多く、2位は精油製品、3位は化学製品だった。

1ー9月の輸出高は1兆595.6億リンギで、前年同期比で8.4%減少した。輸入は8,822.4億リンギとなり、8.9%のマイナス。貿易額全体は1兆9,418.1億リンギで、8.6%減少し、貿易収支は1,773.2億リンギの黒字となり、5.7%のマイナスとなった。

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