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イポー市が固形廃棄物を100%再利用へ、アジア都市としては初

【イポー】 イポー市は、廃棄物を100%リサイクルするサーモウェイスト・システムを導入する。アジアの都市では初の試みとなるという。

イポー市議会は、同システムを運営するサーモウェイスト・マンキューソ・エナジーおよびごみ収集のセレクタ・スペクトラとの間で、17日付けで覚書を締結した。

ルマイジ・バハリン市長は声明で、サーモウェイスト・システムでは、固形廃棄物を30分間殺菌・洗浄し、熱、蒸気、圧力を加えるため、事前のごみ分別が必要なくなると説明。その後バイオマス、プラスチック、金属、不活性廃棄物の4種類に分別し、バイオマスは産業向け石炭の代替燃料として販売されるとした。固形廃棄物すべてがリサイクルされるため、広大なごみ埋立地の必要がなくなるという。
(ザ・サン、10月19日、マレーシアン・リザーブ、ベルナマ通信、10月18日)

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