【クアラルンプール】 物流・技術サービスのヘクスター・テクノロジーズ・ソリューションズは25日、スーパーアプリ「マネーエックス(MoneyX)」を発表。 フィンテック(革新的金融技術)事業に参入する。

「マネーエックス」は、人工知能(AI)支援ツールを備えた個人金融情報管理アプリで、完全子会社であるヘクスター・ビジョンが開発を担当した。金融商品・サービスに関する情報を入手しやすくし、利用者の金融リテラシーを向上させることを目指しており、請求書、保険証書、契約書などの重要書類を保管できる安全なデジタル保管機能も備える。通知機能により、支払期限や更新期限が迫っている場合にアラートを出すことも可能。2024年末までに他機能も統合する予定。

ヘクスターのオン・チューメン最高経営責任者(CEO)は、「マネーエックス」の開発・販促活動に1億リンギを割り当てたとし、1年以内にユーザー数100万人、3年後に1,600万人を達成し、その後海外にも展開する計画だと述べた。
(ザ・サン、ザ・スター、10月26日、マレーシアン・リザーブ、ベルナマ通信、10月25日)