【クアラルンプール】 マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)は10月31日ー11月8日の日程で、起業家開発協同組合省、マレーシア中小企業開発銀行(SMEバンク)と、日本への輸出促進ミッションを共催する。
マレーシア中小企業の世界市場への進出を促進する活動の一環。11月3ー5日の日程で新宿中央公園水の広場で開催される「マレーシア・フェア2023」に合わせて実施するもので、マレーシア企業16社が参加し、東京と大阪を訪問する。
マレーシアのハラル(イスラムの戒律に則った)食品、飲料、ライフスタイル(ファッション)産業を紹介することに、主眼が置かれている。
MATRADEは、東京と大阪の事務所を通じて、「マレーシア・フェア2023」への参加、ビジネスセミナー、日本のバイヤーとの1対1のビジネスマッチングなど、マレーシアの参加企業向けの一連のプログラムをコーディネートする。またマレーシア企業が日本の市場や機会について学ぶために、日本アセアン・センターや大阪国際経済振興センター(IBPC)とも協力する。
MATRADEによると、日本はマレーシアにとって4番目に大きな貿易相手国であり、2022年の二国間貿易額は前年比21.2%増の1,815億1,000万リンギだった。マレーシアの対日輸出は前年比29.6%増の982億4,000万リンギとなった。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ベルナマ通信、10月27日)