【タンジョン・マリム】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは、10月31日に出荷が始まった新型Cセグメントセダン「S70」について、月間販売台数2,000台を目標としていることを明らかにした。
ロスラン・アブドラ副最高経営責任者(CEO)によると、予約受付は11月1日から手付金500リンギで開始し、最初の1週間で予約台数が400台に達した。発売日や価格については後日発表するとしている。
「S70」は、2016年8月に「ペルソナ」が発表されて以来、プロトンが発表した初の新型のセダン。スポーツ多目的車(SUV)の「X50」、「X70」と同じく、プロトンに49%出資する吉利汽車をベースに開発したもので、2021年8月に中国で発売された4代目「エムグランド」がベース車となっている。
一方、配線の欠陥によるリコールが発表されていた同社初のハイブリッド車であるDセグメント・スポーツ車(SUV)「X90」については、対象車両の93%ですでに修理が完了した。「X90」の累計販売台数は約3,000台に上っている。
(ザ・スター、11月10日、マレーシアン・リザーブ、ベルナマ通信、11月9日)