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日本紙パルプ商事、マレーシアの紙卸売業者を子会社化

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本紙パルプ商事(本社・東京都中央区)は14日、マレーシア子会社のジャパン・パルプ&ペーパー(M)が、子会社であるOVOLマレーシアを通じて、紙の卸売りを手掛けるムティアラ・ペーパー(M)の株式を取得し、子会社化したと発表した。

OVOLマレーシアは、紙・包装資材卸売、サイン&ディスプレイのメディアの販売を手掛ける。クアラルンプールを中心に紙卸売事業を営む、ムティアラ・ペーパー(M)を子会社化することで営業基盤の強化と、両社資産の統合・経営効率化による顧客サービスの向上を図る。

日本紙パルプ商事は声明の中で、マレーシアではコート紙や上質紙の国内サプライヤーが限られており、紙流通において紙商が重要な役割を果たしていると指摘。OVOLマレーシアはマレーシア国内に6営業拠点・倉庫を構えており、クアラルンプール周辺で高いサービスレベルによる強固な営業基盤を持つムティアラ・ペーパー(M)と経営統合することで、更なるサービスレベル向上を図り、マレーシアの紙流通業界におけるリーディングカンパニーを目指すとしている。

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