【クアラルンプール】 仏ミシュラン社は17日、レストランの評価を星の数で表す「ミシュランガイド」のマレーシア2024年版を発表。クアラルンプール(KL)のマレー料理店「デワカン」をマレーシア初の二つ星レストランに認定した。二つ星は、「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理店」であることを示している。

「デワカン」は昨年、「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理店」である一つ星を獲得していた。今年新しく一つ星を獲得したのは、KLのマレー料理店「ベータ」。国内各地の人気料理を、モダンなテクニックと洗練された盛り付けでアレンジしている。

また、KLとペナンの25店舗が新たにミシュラン・ガイドに掲載された。KLの「タンリン(ブキ・ダマンサラ)」が国民食ナシレマのレストランとして初めて選出されている。和食では銀座の「鮨 石橋正和」のKL店舗である「鮨正(スシマサ)」や麻布十番の鉄板焼「石垣吉田」が昨年KLに開設した「和牛割烹吉田」が掲載された。
(ザ・スター電子版、マレー・メイル、11月17日、ミシュラン発表資料)