【クアラルンプール】 ドイツに拠点を置く海外在住者向け交流サイト「インターネーションズ」が発表した2023年度版の駐在員が住みやすい都市ランキングで、クアラルンプール(KL)が49都市中8位になった。
同ランキングは、世界172カ国・地域に住む1万2,065人を対象に、生活の質、定着のしやすさ、仕事環境、住宅や言語などの基本的条件、家計で構成される5つの指標を数値化してランク付けしたもの。
KLは、家計で4位、基本的条件で5位となったが、定着のしやすさで12位、仕事環境で30位、生活の質で38位となったことが響いた。
1ー3位はマラガ、アリカンテ、バレンシアとなり、スペインが独占した。4位と5位はアラブ首長国連邦(UAE)のラス・アル・ハイマとアブダビだった。タイのバンコクは9位となった。最も住みにくい国はミラノ、2位はローマでトップ2はイタリアが占め、3位はカナダのバンクーバー。4位と5位はハンブルクとベルリンでドイツの都市がラインクインした。