【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ブックオフ・グループのリユース店舗「ジャラン・ジャラン・ジャパン(JJJ)」マレーシア11号店が11月30日、セランゴール州クランの「イオンモール・ブキラジャ店」内にオープンした。これによりブックオフ・グループの海外店舗数は29店舗になった。
現地の合弁会社、BOKマーケティングが運営を手掛けるもので、売場面積は約500坪。アパレル、生活雑貨、ベビー用品、おもちゃ、ホビー、スポーツ用品、楽器、家具、アクセサリー、着物など、すべて日本で使用された中古品を約20万点を陳列する。
JJJは2016年の1号店オープン以来、出店はローカルのショッピングモールが中心で、イオンモール内への出店は今回が初めて。ブックオフは声明の中で、集客力の高いイオンモール内への出店によりJJJの「Used in Japan」の提供価値がより高まるとともに、日本文化の発信場所として相乗効果も期待できるとしている。
ブックオフ・グループは、今年度に発表した新たな中期経営方針の中で海外事業を「成長期待事業」に位置付けており、10年後の目標「米国ブックオフ事業で100店舗」、「JJJ事業で世界100店舗」に向けて積極的な出店を進めている。