【クアラルンプール】 マレーシアの大学を修了した外国人卒業生を対象に交付される1年間の長期社会訪問(LTSV)パスについて、マレーシア出入国管理局は、申請手数料450リンギを支払う必要があると明らかにした。扶養家族がいる場合には、1人当たり450リンギを支払う必要がある。
LTSVパスの交付は、サイフディン・ナスティオン・イスマイル内務相が11月27日に明らかにしたもので、対象期間は2023年12月1日から2026年12月31日。日本を含めたリスクの低い23カ国からの留学生が対象で、卒業後最長1年間、さらなる学業や旅行のためマレーシアに滞在できるようになる。特定のセクターでのパートタイム労働も可能となる。延長は認めない。
LTSVパスの申請には、▽高等教育機関が発行する修了証明書▽申請時点で有効な学生証▽有効期間が少なくとも18カ月残っている旅券▽12カ月間有効な健康保険契約▽少なくとも1,500リンギの収入を持つマレーシア人のスポンサーからの「個人保証」ーーの5つを所有するという条件を満たす必要がある。年齢制限はない。
(マレー・メイル、12月2日)