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公共交通機関の利用者数が回復、 1日平均110万人に

【クアラルンプール】 公共輸送機関を管轄するプラサラナ・マレーシアは、マレーシアの公共交通機関の利用者数が新型コロナ・パンデミック以降、回復を続けており、11月30日時点で1日平均110万人に達したと明らかにした。利用者数はパンデミック前の2020年初頭には約120万人に達していた。


軽便鉄道(LRT)、首都圏大量高速輸送(MRT)、クアラルンプール(KL)モノレールの鉄道路線の利用者数は平均83万5,119人、ラピッド・バスの利用者数は25万8,710人だった。MRTカジャン線の利用者数は22万5,705人、同プトラジャヤ線は12万7,872人にそれぞれ増加した。パンデミック以降の最高記録は11月22日の120万433人だった。


プラサラナは、サービスの可用性や設備の標準などユーザーの満足度を高めるための継続的な取り組みが利用者数の増加に貢献したとしている。LRTケラナジャヤ線では昨年9月から4両編成の新車両が投入され、3分間隔で運行されている。MRTカジャン線も列車の編成数が36本に増加。ラピッド・バスも現在762台のバスが、年末までに1,000台に増強される見込みだ。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、12月1日)

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