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アジアがんフォーラム、マレーシア対がん協会などと協力へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アジアがんフォーラム(所在地・東京都世田谷区)は5日、11月29日付けで、マレーシア対がん協会(NCSM)およびマレーシアで事業展開する住友商事グループ3社との間で、協働に向けた覚書(MoU)を締結した。

NCSMはクアラルンプールに拠点を構える非政府組織(NGO)。住友商事グループ3社は、▽PMケア(マネージドケア事業)▽メディエクスプレス(同)▽SCヘルスケア(統括事業会社)ーー。

5者は共同でマレーシアにおけるヘルスケアビジネス領域の潜在的需要や機会を探る。マレーシア国民の職域において、がんに対する認識、検診、治療を促進し、国民の医療アクセスを改善するとともに、企業の医療費の抑制を目指す。具体的な活動内容としては、▽がんに対するリテラシー向上▽がん検診の推進▽がんに関するデータの収集、調査、分析ーーを行う。

今後は、5者の間で、職域におけるがん検診の推進を進めながら、がんの予防領域だけでなく治療領域についても調査研究を行い、医療アクセスの改善に貢献する。医療・介護事業の国際展開を検討する日本企業との学際的・国際的な連携も行っていく。さらに、一連の活動で得られた知見・ノウハウを活用し、日本の医療サービスの更なる質向上に貢献することを目指す方針だ。

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