【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア投資開発庁(MIDA)は6日、2023年1ー9月の累計投資認可額が前年同期から6.6%増の2,250億リンギとなったと明らかにした。これにより8万9,495人分の雇用が創出される見通しだ。

外国直接投資(FDI)が全体の55.9%に当たる1,257億リンギとなった。オランダが350億リンギでトップとなり、これに▽シンガポール(204億リンギ)▽米国(189億リンギ)▽ 中国(116億リンギ)▽日本(112億リンギ)ーーと続いた。一方、国内投資(DDI)は44.1%に当たる993億リンギだった。

州・地域別ではクアラルンプール(KL)が489億リンギで最も多く、以下は、▽ペナン州(449億リンギ)▽セランゴール州(416億リンギ)▽ケダ州(226億リンギ)▽ジョホール州(200億リンギ)ーーと続いた。

投資案件はサービス業、製造、一次産業の合計で3,949件に上った。セクター別ではサービス業が全体の52.3%に当たる1,177億リンギで最多。製造業が44.4%に当たる998億リンギ、一次産業が3.3%に当たる75億リンギとなった。