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JFEエンジ、SMCと東洋インキで太陽光発電設備の稼働を開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 JFEエンジニアリング(本社・東京都千代田区)のマレーシア現地法人JFEエンジニアリング (M) (JFEM)は19日、12月1日付けで同社初となる太陽光発電設備を2か所で稼働開始したと発表した。

合計発電容量は1.7メガワット(MW)。JFEMが東洋インキグループ(本社・東京都中央区)のマレーシア現地法人トーヨーケム・スペシャリティケミカル(TSC)および空気圧制御機器メーカーSMCの現地法人SMCオートメーション(マレーシア) との間で締結した電力需給契約 (PPA)に基づき設置されたもので、太陽光発電による電力供給も行う。5日にはTSC、14日にはSMCで運転開始記念式典が開催された。

契約期間中、電力需要家であるTSC、SMCは太陽光電力をメンテナンスフリーで使用できる。年間の合計太陽光計画発電量は1,822メガワット時(MWh)で、これにより二酸化炭素(CO2)1,420トンの排出削減が見込まれるという。

JFEMは屋根置き太陽光PPAに加え、オフサイトPPAについても初期検討を開始。持続可能な社会実現に向けて、事業パートナーや電力需要家の積極的な参加を歓迎するとしている。

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