【クアラルンプール】 イオン・ビッグ(M)は20日、電力会社テナガ・ナショナル(TNB)の太陽光発電部門であるGSPARXと提携し、5店舗にソーラーパネルを設置すると発表した。発電容量は合計5.5メガワット(MW)、設置費用は1,500ー2,000万リンギ。

設置店舗は、▽ワンサ・マジュ店(クアラルンプール)▽バンダル・トゥン・フセイン・オン店(セランゴール州)▽ブキ・リマウ店(同)▽シャアラム店(同)▽ペナン・プライ店(ペナン州)ーー。来年以降、他店舗に展開することも検討している。両社は再生可能エネルギー供給契約(SARE)を締結した。
イオン・ビッグは、ドライブスルー・リサイクルセンターとしても認定されており、ワンサ・マジュ店の駐車場には同社にとり初となる電気自動車(EV)充電設備も設置している。

イオン・ビッグの親会社であるイオン・カンパニー(M)が4月にGSPARXとの間でSAREを締結しており、イオン・ビッグやイオンモールに太陽光発電設備を設置していくと発表していた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、12月21日)