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自動車内装のSMIS、インドネシア子会社株を日系すぎはらに売却

【クアラルンプール】 自動車内装品メーカーのSMISコープは、インドネシア子会社、PTグランド・スリヤ・テクノTbk(PTGST)の株式35%(152万株)を、同業のすぎはら(本社・広島県広島市)に137万米ドル(640万リンギ)で売却すると発表した。

これによりPTGSTにおけるSMISの持株比率は60%に低下し、すぎはらの持株比率は既存の5%を合わせて40%に拡大する。すぎはらは今年に入ってから、SMISコープよりPTGST株5%を譲渡されていた。PTGSTは主に自動車用フロアカーペットアセンブリ、トランクトリム、ラゲッジマットの製造・販売を行っている。

SMISコープは声明の中で、株式売却について、すぎはらとの関係を強化し、PTGSTの業務運営への戦略的な参加を促すのが狙いだとした上で、PTGSTの現地市場の存在感とすぎはらの技術的専門知識を組み合わせることで、シナジー効果を生み出すことが期待されるとしている。

SMISとすぎはらは2002年に合弁会社、スギハラグランド工業(SGI)をマレーシアで設立しており、すぎはらが40%を出資している。
(マレーシアン・リザーブ、エッジ、12月22日)

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