【クアラルンプール】 アブドラ・リアヤトゥディン・アルムスタファ第16代国王の退位式が30日に開催されることを受け、マレーシア警察の交通調査執行局(JSPT)は、同日午前9時からクアラルンプール市内7路線を全面通行止めにし、13路線は一時閉鎖すると発表した。
JSPTのモハマド・アズマン局長によると、有料高速道路で影響を受けるのは、新パンタイ高速道路(NPE)、マジュ高速道路(MEX)、シャアラム高速道路(KESAS)。その他、王宮周辺の一般道路も閉鎖される。退位式の進捗に応じて段階的に再開される予定。
モハマド・アズマン局長は、道路利用者に対し、当日は交通渋滞を防ぐため、通行止めの道路を避けるとともに、現地の交通警察の指示に従うよう呼びかけた。警察官91人を交通規制業務に派遣する。
アブドラ国王は2019年1月より5年間在位していた。イブラヒム・イスカンダル第17代国王(ジョホール州スルタン)の即位式は31日に開催される。
(ポールタン、1月29日、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、1月28日)