【クアラルンプール】 マツダ車の販売を手掛けるベルマツ・オートは14日、中国・深セン小鵬汽車供応鏈管理及び広州小鵬汽車貿易よりマレーシアにおける「小鵬汽車(XPeng)」ブランドのスマート電気自動車(EV)の販売権、およびスペアパーツ販売・アフターサービス営業権を獲得したと発表した。

ベルマツのフランシス・リー・コックチュアン最高経営責任者(CEO)によると、小鵬汽車のラインナップには「P7i」(スポーツセダン)、「P5」(ファミリーセダン)、「G9」(フラッグシップSUV)、そして新たに発売された「X9」(フラッグシップMPV)がある。デジタルコックピット、高性能バッテリーなどの最新鋭の機能を搭載しており、ナビゲーションガイド付きパイロットソフトウェアは自動運転機能をもつ。

小鵬汽車は、国際市場の開拓を促進するため、今年下半期に香港や東南アジア市場向けに右ハンドル車を発売する予定であることを公表しており、創業者である何小鵬CEOが候補地としてマレーシアについても言及していた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月15日、十方財経、ビジネス・トゥデー、エッジ、3月14日)