【クアラルンプール】 不動産開発のNCTアライアンスは、ハードロック・カフェを運営するハードロック・インターナショナルと提携し、パハン州ゲンティン・ハイランドに建設中のウィンダム・イオン・マジェスティック・ホテルの最上階に約5,000平方フィートのハードロック・カフェをオープンすると発表した。
ウィンダム・イオン・マジェスティック・ホテルは、海抜6,000フィートの高地に位置し、50階建てで客室数は850室。ホテル、レストラン、約1万7,800平方フィートの商業スペースが一体となっている。総開発価値(GDV)は16億リンギ。第1期は今年第2四半期にソフトオープンする予定だ。
NCTアライアンスのヤップ・ンガンチョイ会長兼社長は、ホテルにハードロック・カフェが加わることにより、2026年のマレーシア観光年を前に、ゲンティン・ハイランドの観光地としての価値が高まると述べた。レジャー、ビジネス旅行、国際会議、インセンティブ、カンファレンス、展示会(MICE)の誘致にもつながるとしている。
ハードロック・インターナショナルは昨年10月、ゲンティン・ハイランドの複合開発「キングス・パーク」に国内3軒目であり、かつアジア最大規模となる客室数1,001室のハードロック・ホテルを2027年にオープンすると発表している。
(ビジネス・トゥデー、ザ・スター電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、3月18日)