【クアラルンプール】 YTLホスピタリティ・リアル・エステート・インベストメント・トラスト(REIT)は、先ごろ5,500万リンギを投じて買収すると発表したペラ州イポーにある「シュエン・ホテル」(290室、現在休業中)を改装し、「ACホテルズ・バイ・マリオット」として再開する計画だ。
改装費用に新たに5,500万リンギを充てる。資金は借入金により賄う。YTLコーポレーションの全額出資子会社、シャリカット・ペンベナアン・ヨー・ティオン・ライが管理会社として任命され、改装工事を担当する。2025年第3四半期の開業を目指す。
改修には、客室と共用エリアの家具、建具、備品などの交換、 ホテル外壁の再塗装、外部インテリアの刷新、イベント、スイミングプール、スポーツ施設の改造または追加、エレベーターやエスカレーターのアップグレードまたは追加、ホテルのオペレーティングシステムの保守と交換などが含まれ、冷房設備や防火設備などを整備し、マリオットブランド基準を満たす。
(ビジネス・トゥデー、4月8日)