【ペタリンジャヤ】 ホテルを主な資産とする不動産投資信託(REIT)のYTLホスピタリティーREIT(YTL REIT)は、北海道ニセコ町に推定総開発費1億9,900万リンギのホテルを開発する計画を明らかにした。

YTL REITが4月29日付けでブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、マリオットのミレニアル世代向け「モクシー」ブランドのホテルを開発する。ホテル名は「モクシー・ニセコ」で、5階建てで地下2階も有し、客室数は310室。総床面積は約1万354平方メートル。開発計画完了後、モクシー・ニセコは親会社のYTLコープに変動賃料で貸し出す。

YTL REITはニセコにヒルトンニセコビレッジ、ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジの2軒のホテルを所有しており、モクシー・ニセコが3軒目となる。
(ザ・スター電子版、マレーシアン・リザーブ、4月29日)