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クチンの自動交通システム3路線、27年末までに完全運行開始

【クチン】 サラワク経済開発公社(SEDC)の100%子会社サラワク・メトロは18日、クチン都市交通システム(KUTS)の中心となる自動高速輸送(ART)の3路線すべてが2027年末までに完全運行開始する予定だとフェイスブックへの投稿で明らかにした。

3路線は▽グリーンライン(ペンディン―ダマイ間30キロメートル=km)▽レッドライン(クチン・セントラル―ペンディン間、12.3km)▽ブルーライン(レンブス―ヒクマー・エクスチェンジ間、27.6km)――。

ブルーラインのパッケージ1(レンブス―ストゥトン間)の建設は2025年末までに完了する予定で、レッドラインの全区間は2026年末までに完了する予定だ。ブルーラインとレッドラインの乗換駅となるシンパン・ティガ地区にある駅の杭打ち工事も進められている。

これに先立つ13日、同州のリー・キムシン運輸相は、KUTS第1期は先月時点で20.65%完了していると言明。設備投資額は6億2,300万リンギに達しているとした。また最初の「ART H2」車両は今年第3四半期までに納入され、残りの37編成は段階的に納入される予定だと述べた。
(ボルネオポスト、5月18日)

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