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ジョホール港、グリーン認証取得PKSを日本向けに初輸出

【クアラルンプール】 コングロマリットのMMCグループの子会社であるジョホール港は、FGVパーム・インダストリーズ(FGVPI)のゴールデン・グリーン・ラベル(GGL)認証パームヤシ殻(PKS)を日本に初輸出した。

日本では、2024年4月以降に行われる燃料取引において、固定価格買取制度(FIT)・フィードインプレミアム(FIP、補助金上乗せ)制度の適用を受けている全バイオマス発電事業者に対し、第三者認証の取得を義務づけている。FGVPIは、日本輸出に向け、持続可能性、環境管理、社会的責任に関する基準を満たした企業に与えられるGGL認証を取得し、今回初輸出を行った。FGVPIは、2万トンのGGL認証PKSを月2回、日本へ出荷することを目標として掲げている。

ジョホール港のデリック・バシル最高経営責任者(CEO)は声明で、PKSは同港が扱うドライバルク貨物の一部であり、2024年はドライバルクにとって有望な年となり、取扱量が前年比で15%増加する見込みだと言明。FGVPIのような持続可能性に注力する企業を支援できることを誇りに思うとし、今後も経済成長と環境保全を促進するような協力関係を構築していきたいと述べた。
(マレーシアン・リザーブ、マレー・メイル、5月30日)

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