【クアラルンプール=アジアインフォネット】 ネット不動産投資のジーエーテクノロジーズ(本社・東京都港区)は17日、グループ会社のジーエーテクノロジーズ(タイ)が7月中にクアラルンプール(KL)に新拠点を設立すると発表した。

ジーエーテクノロジーズはネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」を展開している。海外でも、2020年に中華圏の不動産投資家向け日本不動産プラットフォーム「神居秒算」事業を取得し、2022年にはタイで外国人駐在員向け不動産賃貸仲介のディアライフ・コーポレーションを経営統合するなど、アジアでの海外事業拡大に注力してきた。

マレーシアの日本人居住者数は、東南アジアではタイ、シンガポールに次いで3位で、日系企業の駐在員も多いことや、タイで展開する日本人向け賃貸仲介サービス「ディアライフ・バイ・リノシー」によってこれまで培ってきたノウハウの活用もできることから、マレーシアでの新拠点設立を決定したという。

新拠点の設立が完了すると、ジーエーテクノロジーズのネットワークは7つの国と地域、計54拠点に広がる。同社はネット不動産のグローバル展開をさらに推進していく方針だ。