韓国イディヤコーヒー、年内にマレーシアに3店舗オープンへ

【ソウル】 韓国のコーヒーチェーンであるイディヤコーヒーは、マレーシア企業とマスターフランチャイズ契約を結び、年内にマレーシア国内で3店舗をオープンする計画だ。韓国・聯合ニュースが報じた。

イディヤコーヒーは自社焙煎工場で生産したコーヒー豆を使用し低価格でコーヒーを提供しており、韓国国内では売上高第3位。海外では、米国や香港などの23の国・地域にスティックコーヒーやコーヒー飲料を輸出している。昨年12月にはグアムで初の海外店舗を開設した。

イディヤコーヒーによると、マレーシアにおけるパートナー企業は、レストラン・フランチャイズ企業と流通企業の合弁会社で、年内に3店舗、今後5年以内に200店舗をオープンする計画だ。パートナー企業名については非公表。

ムン・チャンギ会長は声明で、マレーシア市場への参入が、東南アジアのコーヒー市場を開拓する基礎となることを期待していると述べた。
(マレーシアン・リザーブ、コリア・エコノミック・デイリー、6月21日)

イオン(M)、キユーピーと提携で惣菜にチリマヨを使用へ

【クアラルンプール】 イオン・カンパニー(M)は、キユーピー・マレーシアと提携し、惣菜コーナーの商品向けにキユーピーのマヨネーズを導入すると発表した。
寿司、ベーカリーなどの10種類の商品にキユーピーのスパイシーチリ風味のマヨネーズを使用する。セランゴール州のイオンモール・チェラス・セラタンから導入を開始した。

イオンではコピティアム(地元カフェ)スタイルの「ココ・カフェ」、焼きたてパンの「ラ・ボエム」、コーヒーの「ラ・ボエムコーヒー」、デザートの「スクリー・アモール」という4つのブランドで惣菜を提供している。

イオンの惣菜、ベーカリー、食品加工センターの責任者であるアジダ・アリムディン氏は、イオンでは商品の味と品質を高める努力を続けているとし、マヨネーズやドレッシングで定評のあるブランドと提携できる機会に感謝していると述べた。
(ザ・バイブス、SME、6月21日)

米アップル、マレーシア1号店をTRXに22日オープン

【クアラルンプール】 米アップルは22日、小売店舗「アップルストア」のマレーシア1号店を、クアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」のショッピングモール「エクスチェンジTRX」でオープンした。東南アジア地域ではシンガポール、タイに次ぐ6店舗目となる。

当日午前10時のオープンに先立ち、1,000人以上が行列を作った。先頭は前日午後11時から並んだ中国人だった。アップルは記念トートバッグを来場者に配布した。

新店舗は3階建てで、最上階は階段状の屋根が屋上庭園「TRXシティパーク」につながっている。アップルはすでにマレーシアでマシーンズやスイッチなどの正規販売店を通じて小売を展開しているが、アップルストアは販売を行うだけではなく、無料で参加できるライブセッション、ワークショップや高品質なカスタマーサービスを提供するという。

オープンを記念して、7月6日まで「ジョム・ディスカバー(発見しよう)」と題した特別企画でクリエイターが集結し、様々なテーマでワークショップなどを開催する。
(マレー・メイル、ビジネス・トゥデー、ソヤチンチャウ、6月22日、アップル発表資料)

イオンビッグ、初の倉庫セールを6月28日から30日まで開催

【クアラルンプール】 イオン・ビッグ(M)は、6月28ー30日まで同社にとり初となる倉庫セールを開催すると発表した。会場は、セランゴール州シャアラムのメープルツリーにあるシノトランス・ロジスティクス。

イオン・ビッグの声明によると、シャープ、LG、サムスンなどの家電、食料品、衣料品、家庭用品など、幅広い商品で最大90%の割引が受けられるという。

シェイク・ファルーク社長は声明で、様々な商品で大幅な割引を受けられる機会を提供するとし、家族で楽しめるイベントになると述べた。

詳細は公式ウェブサイト(https://aeonbig.com.my/big-warehouse-sale/)やイオン・ビッグのソーシャルメディアで確認できる。
(ベルナマ通信、6月21日)

イオンクレジットが4回目のイスラム債、3億リンギを調達へ

【クアラルンプール】 イオンクレジットサービス(マレーシア)は21日、スクーク(イスラム債)3億リンギ相当を発行した。同社は日本の総合金融事業者イオンフィナンシャルサービスのマレーシア子会社。

先に設定したイスラム式コマーシャルペーパー(短期の約束手形)プログラム(発行枠10億リンギ)にもとづくもので、調達資金はイスラム法に準拠した消費者金融商品の原資、および既存の借り入れの借り換えに充当する。今回が4回目の起債。3億リンギのうち2億リンギは満期3カ月、1億リンギは満期6カ月。

ワカラ方式のイスラム債で、通常の金融における資産管理ビジネスと同様の構成で、出資者はワキールと呼ばれる代理人に資金を提供し、ワキールが出資者の代わりに資金を運用する。
(ベルナマ通信、エッジ、6月21日)