【クアラルンプール】 保健省(MOH)は5日、15日付けで新型コロナウイルス(Covid-19)感染に関する在宅監視命令(HSO)およびマスク着用ガイドラインを更新すると発表した。
15日以降、新型コロナに感染した場合は他の呼吸器感染症と同等の扱いとなる。具体的には、自宅隔離の必要はなくなり、HSO証明書も発行されなくなる。「MySejahtera」アプリでの報告も必要ない。ただし、感染者が外出する場合には他人との密接な接触を避け、症状が続くか悪化する場合には、最寄りの医療機関で検査を受けるよう推奨されている。
フェイスマスクの着用義務もなくなり、新型コロナが陽性の場合、換気の悪い混雑した場所で咳などの症状がある場合、医療施設における医療従事者に対してのみ着用が推奨される。
マレーシアでは、新型コロナの新たな変異株は検出されておらず、 現在流行しているのはオミクロン変異株。感染者数も6月23―29日の週は3,810人と、年初の1万7,256人から大幅に減少し、死者数もゼロとなっている。
(マレーシアン・リザーブ、ビジネス・トゥデー、フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、7月5日)