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木材のオーロ、事業多角化で中国「ヘイティー」店舗を全国展開へ

【クアラルンプール】 木材のオーロ・ホールディングスは、飲食(F&B)部門への多角化に向け、中国の紅茶チェーン「ヘイティー(喜茶)」との間で、複数フランチャイズ契約を締結した。

契約に基づき、全国でヘイティー店舗を運営する。2023年12月にはクアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」のショッピングモール「エクスチェンジTRX」に1号店をオープンし、ミッドバレー・メガモール、サンウェイ・ピラミッド、ワンウタマといった首都圏の主要ショッピングモールにも店舗をオープンしている。今後もKLのサンウェイ・ベロシティ・モール、パハン州のゲンティン・ハイランド・プレミアム・アウトレット、ペナン州のガーニー・プラザなどで店舗をオープンする計画だ。

タン・ワイチュアン専務取締役は、F&B業界の見通しは有望であり、また1号店の好調がF&B事業の可能性を示していると言明。事業拡大により、売上高の大幅増と市場での存在感強化を実現できると述べた。市場調査によると、マレーシアのF&B産業は、可処分所得の増加と観光業の復活を追い風に、2024年には7.9%の成長が見込まれており、同社がF&B部門で市場シェアを獲得するのに絶好のタイミングだとしている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、7月8日、ザ・スター電子版、ビジネス・トゥデー、7月5日)

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