【クアラルンプール】 シンガポール航空(SIA)の格安航空子会社、スクートが9月1日からシンガポールとセランゴール州スバン空港(スルタン・アブドル・アジズ・シャー空港)を結ぶ路線を就航すると発表。18日に予約受付を開始した。

26年ぶりとなる8月からのスバン空港のナロージェット乗り入れ再開に合わせたもので、機材はエアバス「A320」型機を使用。デイリー1便の運航で、スケジュールは往路の「TR462」がシンガポール発11時55分で、スバン着が13時10分、復路の「TR463」がスバン発14時10分で、シンガポール着が15時20分となっている。

18日からスクートのウェブサイトとモバイルアプリで予約受付を開始しており、最終的には他チャンネルでも予約を受け付ける。片道運賃は税込みでシンガポール発が83シンガポールドル、スバン発が108リンギ(31シンガポールドル)からとなっている。

スバン乗り入れによりスクートの路線は70路線に拡大する。シンガポール―クアラルンプール新国際空港(KLIA)線は今後も維持する方針で、他の地方路線を合わせてマレーシアへの便数を9月までに週110便に増やす計画だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、マレー・メイル、ビジネス・トゥデー、エッジ、7月18日)