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日本電気硝子、太陽光発電による仮想電力購入契約を締結

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 特殊ガラス製品の日本電気硝子(本社・滋賀県大津市)は25日、現地法人である日本電気硝子(マレーシア)(NEGM)が、再生可能エネルギー電力発電のディトロリック・エナジー・ホールディングスの特別目的会社レス・ヒジャウとの間で、 VPPA(仮想電力購入契約)を締結したと発表した。

VPPAは、需要家の敷地外で発電された再生可能エネルギー電力の環境価値のみを仮想的に需要家が調達する手段で、マレーシアでは政府が提供するプログラム「CGPP」の下で認可を得た企業のみが行うことができる。

今回、NEGMが調達するのは、ディトロリック・エナジーがケダ州に新たに建設する太陽光発電所由来の環境価値であり、実質的な二酸化炭素(CO2)削減効果は年間約4万1,000トンになる。同太陽光発電所の年間発電量は約75GWh(ギガワット時)になる見込みで、発電開始は2025年12月、契約期間は20年間。

日本電気硝子グループでは、2050年までのカーボンニュートラル達成に向けてCO2排出量削減の実行計画を作成し、さまざまな取り組みを推進しており、今回のVPPA締結はその取り組みの一環となる。

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