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キャピタルAの上半期業績、格安航空部門の旅客数が10%増に

【クアラルンプール】 エアアジア・グループの親会社であるキャピタルAは、今年第2四半期(4―6月)の業績を発表。格安航空部門ではエアアジア・アビエーション・グループ(AAG)5社(マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、カンボジア)の旅客数は1,564万8,711人で、前年同期比で10%増加した。新型コロナ前の水準の84%まで回復した。

座席数は7%増の1,738万2,712席となり、新型コロナ前の81%まで回復した。ロードファクター(有償座席利用率)は2ポイント上昇し、90%となった。6月末時点での保有機材は8機増えて218機となり、168機が運用されている。中国・インド線が好調で、2023年末に中国とインドからの旅行者に対するビザなし渡航が実施されたことを受けて、年初6カ月の座席利用率は91%となった。

飲食部門のサンタンは、機内食部門の売上が6%増。貨物・物流部門であるテレポートは、貨物輸送量が33%増となって6万トンを超え、配送部門は年初6カ月で2023年度の総配送量を上回る3,000万個を記録した。

配送アプリから旅行プラットフォームへと移行したエアアジアMOVEは、ウェブサイトの月間アクティブユーザー数(MAU)は13%減少したが、アプリのMAUは10%増加した。決済サービス「ビッグペイ」は、エアアジアMOVEとの連携により新規ユーザー4万5,000人以上が登録した。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、7月25日、キャピタルA発表資料)

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