【クアラルンプール】 イオンフィナンシャルサービス(本社・東京都千代田区、AFS)のマレーシア法人、イオンクレジットサービス(マレーシア)は1日、同社とAFSが折半出資するマレーシア初のイスラム金融方式デジタル銀行、イオンバンク(マレーシア)が2億リンギの増資を行うと発表した。

イオンクレジットがブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、イオンバンクが新たに普通株2億株を発行し、イオンクレジットとAFSが1億株ずつ、1株当たり1リンギで引き受ける。

出資金は内部資金で賄う。これによりイオンクレジットのイオンバンクに対する持株数は2億7,500万株となるが、出資比率は依然と同様50%のままとなる。

増資の目的については、イオンバンクに運転資金および設備投資への資金を供給し、中央銀行バンク・ネガラが要求する最低資本要件を継続的に満たすためだと説明している。
(ザ・スター電子版、8月1日、イオンクレジット発表資料)