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プロトン初のEVを「e.MAS7」と命名、早ければ年内発売

【シャアラム】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは2日、同社の電気自動車(EV)ブランド「e.MAS」から近く発売を予定している最初のモデルの名前が正式に「e.MAS7」に決まったと発表。早ければ2024年末にも発売開始すると明らかにした。

「e.MAS7」はCセグメント・スポーツ車(SUV)で、サイズは全長4,615ミリメートル(mm)、全幅1,901mm、全高1,670mm。その他のスペックや価格については明らかにされていないが、プロトンに出資している吉利汽車が5月に発売した「ギャラクシーE5」をベースとしているとみられる。

プロトンのロスラン・アブドラ副最高経営責任者(CEO)は、発売を早めるため、中国で生産した完全組立(CBU)モデルを輸入するとし、現地組立(CKD)モデルへの移行にはマレーシアのエコシステムの開発が必要で、これは将来の目標だと述べた。またプロトンのEVはより広範なマレーシア市場に対応するという使命に沿って、手頃な価格のセグメントをターゲットにしていると言明。長期的に市場に浸透する持続可能な製品を投入していくつもりだと強調した。

プロトンは今年6月に「e.MAS」ブランドを発表し、EV5車種を発売予定であることを公表。当初18カ所だったプロトンのEV販売子会社プロトン・ニュー・エナジー・テクノロジー(プロネット)の販売店は現在、29カ所に増加している。
(ザ・スター電子版、ポールタン、エッジ、ベルナマ通信、8月2日)

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