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ベルジャヤフード、北欧3カ国でスターバックスの運営権取得

【クアラルンプール】 ベルジャヤ・グループのF&B(飲食)部門、ベルジャヤ・フードは5日、海外事業部のベルジャヤ・フード・インターナショナル(BFI)がアイスランド、デンマーク、フィンランドの北欧3カ国におけるカフェチェーン「スターバックス」の運営権を獲得したと発表した。

マレーシアのF&B上場企業が北欧市場に参入するのはこれが初めて。BFIは声明で「BFIは現地での雇用と調達に注力するとともに、料理と運営のノウハウを提供する」と述べた。

ベルジャヤ・フードのシドニー・キーズ最高経営責任者(CEO)は「当社の専門知識と情熱を北欧のコーヒー文化に持ち込み、温かいマレーシアのおもてなしを紹介し、スターバックスの「サードプレイス(第3の場所)」コンセプトの体験を提供できることを嬉しく思う」と述べた。

ベルジャヤ・フードは現在、スターバックスのほか、▽ケニーロジャース▽クリスピークリームドーナツ▽パリバゲット――の各飲食チェーンを運営。今年4月にフィリピンで「パリバゲット」の1号店をオープンし、シンガポールでも運営契約を締結した。

現在、マレーシアとブルネイで400店舗を超える「スターバックス」を運営しており、マレーシア国内では「パリバゲット」5店舗、「ケニーロジャース」 70店舗、「サラ」7店舗、シンガポールでは「ジョリビーン」34店舗を構えている。
(ザ・スター電子版、エッジ、8月5日)

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