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ユアサ商事、マレーシアなど10カ国で省エネ商材の代理店に

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 複合専門商社のユアサ商事(本社・東京都千代田区)は7日、省エネ商材「ecomo(エコモ)」の販売拡大に向け、さつき(本社・大阪市中央区)、はやぶさ・ホールディングス(本社・東京都中央区)の2社との間で独占的販売店取引基本契約を締結し、マレーシアを含む海外10カ国における総代理店権を獲得したと発表した。

「ecomo」は特許取得済の節電商材で、トランス(発電所から送電された電力を施設内設備向けの電圧に変える変圧器)に取りつけるもの。工場・事業所等の包括的な使用電力量削減が可能となる。国内ではエネルギー管理指定工場をはじめ900を超える事業所への納入実績があり、5―15%の電力量削減を実現している。

今回、総代理店権を獲得したのは、▽マレーシア▽タイ▽インドネシア▽ベトナム▽フィリピン▽インド▽米国▽メキシコ▽中国▽台湾――の10カ国で、日系企業のみならず、現地企業に対しても「ecomo」およびその他省エネ商材の販売を促進する。

ユアサ商事は、現地視察やオンラインでの遠隔ヒアリングにより、工場・事業所にマッチした二酸化炭素(CO2)削減のノウハウや商材を提案する「工場のCO2ポテンシャル診断」というソリューションを国内外で展開している。提案する多様な省エネ商材のひとつとして「ecomo」を展開していく方針だ。

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