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MMAGの航空貨物部門、全日空と貨物相互輸送契約を締結

【クアラルンプール】 総合物流会社のMMAGホールディングス傘下で航空貨物輸送に携わるMジェッツ・エアは、全日本空輸(本社・東京都港区)との間で二国間貨物インターライン(相互運送)契約を締結した。

MMAGが12日付けでブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、両社は指定路線で互いの貨物を輸送する。契約は10日付けですでに発効しており、いずれかの当事者により解除されるまで継続する。両社の提携により、東南アジア、中国、日本などのアジア地域間の接続が強化され、主要市場における貨物の流れがよりスムーズかつ効率的になることが期待できる。互いの強みやネットワークを活かし、貨物業務の最適化、プロセスの合理化、全体的な効率性の向上を目指すという。

Mジェッツは航空機4機を運航しており、魚介類などの生鮮食品の輸送を行っている。7月にキャピタルAの物流部門テレポート・エブリウェア、8月には中国南方航空との間でインターライン契約を締結するなど、運送網を積極的に拡大している。航空機2機を追加導入する予定で、さらに4機を追加調達する計画もあるという。
(ザ・スター電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ベルナマ通信、8月12日)

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